仕様に記載されている2つのEMM状態があります。
EMM-DEREGISTERED
EMM-REGISTERED
EPS接続管理（ECM）状態は、UEとEPCとの間のシグナリング接続を記述する。
仕様に記載されている2つのECM状態があります。
ECM-IDLE
ECM-CONNECTED
一般に、ECM状態とEMM状態は互いに独立している。 EMM-REGISTEREDからEMM-DEREGISTEREDへの移行は、ECM状態に関係なく発生する可能性があります。 ECM-CONNECTEDにおける明示的デタッチシグナリング、またはECM-IDLE中のMME内での暗黙的デタッチによる。 しかしながら、いくつかの関係が存在する。 EMM-DEREGISTEREDからEMM-REGISTEREDに移行するには、UEはECM-CONNECTED状態でなければならない。
主要EPSモビリティ管理ステートの定義
EMM-DEREGISTERED
EMM DEREGISTERED状態では、MMEのEMMコンテキストは、UEのための有効な位置情報またはルーティング情報を保持しない。 UEロケーションは知られていないので、UEはMMEによって到達可能ではない。
EMM-DEREGISTERED状態では、いくつかのUEコンテキストをUEおよびMMEに格納することができる。 すべてのAttachプロシージャ中にAKAプロシージャを実行しないようにします。
成功したInter-RAT TAU / RAU /ハンドオーバ手順およびアクティブ化されたISRがUEに示されていない間、旧S4 SGSN /旧MMEは、UEのEMM状態をGPRS-IDLE / PMM-DETACHED / EMM-DEREGISTEREDに変更する。
EMM-REGISTERED
UEは、E-UTRANまたはGERAN / UTRANのいずれかへのアタッチプロシージャの成功した登録によって、EMM-REGISTERED状態に入る。 MMEは、GERAN / UTRANからE-UTRANセルを選択するUE、またはE-UTRANを介してAttach手順によって成功したトラッキングエリア更新手順によってEMM-REGISTERED状態に入る。 EMM-REGISTERED状態では、UEはEPSに登録を必要とするサービスを受信することができる。
UEの位置は、UEに割り当てられたトラッキングエリアリストの精度（少なくともいくつかの異常な場合を除く）に対して、MMEにおいて知られている。
EMM-REGISTERED状態では、UEは：
常に少なくとも1つのアクティブなPDN接続があること。
EPSセキュリティコンテキストを設定します。
デタッチ手順を実行した後、状態は、UEおよびMMEにおいてEMM-DEREGISTEREDに変更される。 TAU Reject and Attach Rejectメッセージを受信すると、UEおよびMMEのアクションは、拒否メッセージの「原因値」に依存するが、多くの場合、状態はUEおよびMMEにおいてEMM-DEREGISTEREDに変更される。
UEに属する全てのベアラが解放された場合（例えば、E UTRANから非3GPPアクセスへのハンドオーバ後）、MMEは、UEのMM状態をEMM-DEREGISTEREDに変更しなければならない。 UEがE-UTRANにキャンプし、そのベアラのすべてが解放されたことをUEが検出した場合、UEはMM状態をEMM-DEREGISTEREDに変更する。 UEがGERAN / UTRANにキャンプオンしている間に、UEに属するすべてのベアラ（PDPコンテキスト）が解放された場合、UEはTIN（次回更新で使用される一時的アイデンティティ）を「P」に設定することによってISR（アイドルモードシグナリング削減） -TMSI "と呼ばれる。これは、UEがE-UTRANを再選択するとき、UEがトラッキングエリア更新を確実に行うようにする。 UEが非3GPPアクセスへのハンドオーバを実行するときにE UTRANインタフェースをスイッチオフする場合、UEはそのMM状態をEMM-DEREGISTEREDに自動的に変更する。
Implicit Detachタイマーの期限が切れた後、MMEは暗黙のデタッチを実行することがあります。暗黙のデタッチを実行した後、状態はMMEのEMM-DEREGISTEREDに変更されます。
EPS接続管理ステートの定義
ECM-IDLE
UEとネットワークとの間にNASシグナリング接続が存在しない場合、UEはECM-IDLE状態にある。 ECM-IDLE状態において、UEは、TS36.304に従ってセル選択/再選択を行い、TS23.122に従ってPLMN選択を行う。
ECM-IDLE状態にあるUEのE-UTRANにはUEコンテキストが存在しない。 ECM-IDLE状態のUEに対するS1_MMEおよびS1_U接続はない。
EMM-REGISTEREDおよびECM-IDLE状態において、UEは、
現在のTAが、登録を維持し、MMEがUEをページすることを可能にするために、UEがネットワークから受信したTAのリストにない場合、トラッキングエリア更新を実行する。
周期的トラッキングエリア更新手順を実行して、UEが利用可能であることをEPCに通知する。
RRC（無線リソース制御）接続が解放原因「ロードバランシングTAUが必要」で解放された場合、トラッキングエリアの更新を実行します。
UEがE-UTRANセルを再選択し、UEのTINが「P-TMSI」を示すとき、トラッキングエリア更新を実行する。
UEのコアネットワーク能力情報またはUE固有のDRXパラメータの変更のためのトラッキングエリア更新を実行するステップと、
UEが手動でCSGセルを選択し、そのセルのCSG IDがUEの許容CSGリストおよびUEのオペレータCSGリストの両方に存在しない場合、トラッキングエリア更新を実行する。
サービス要求手順を実行することによってMMEからのページングに応答する。
アップリンクユーザデータが送信されるべきときに無線ベアラを確立するためにサービス要求手順を実行する。
UEとMMEは、シグナリング接続がUEとMMEとの間に確立されると、ECM-CONNECTED状態に入る。 ECM-IDLEからECM-CONNECTED状態への移行を開始する初期NASメッセージは、Attach Request、Tracking Area Update Request、Service RequestまたはDetach Requestです。
UEがECM IDLE状態にあるとき、UEおよびネットワークは非同期であってもよい。すなわち、UEおよびネットワークは、異なる組の確立されたEPSベアラを有することができる。 UEとMMEがECM CONNECTED状態に入ると、EPS Bearerのセットは、UEとネットワークとの間で同期化される。
ECM-CONNECTED
UE位置は、サービングeNodeB IDの精度でMMEにおいて知られている。 UEの移動性は、ハンドオーバー手順によって処理される。
UEは、EMMシステム情報内のTAIが、UEがネットワークに登録したTAのリストにないとき、またはUEがE UTRANセルにハンドオーバし、UEのTINが「P-TMSI」を示すときにトラッキングエリア更新手順を実行する"
ECM-CONNECTED状態にあるUEの場合、UEとMMEとの間にシグナリング接続が存在する。シグナリング接続は、RRC接続とS1_MME接続の2つの部分で構成されています。
UEは、MMEへのシグナリング接続が解除または破棄されたとき、ECM-IDLE状態に入る。この解放または失敗は、eNodeBによってUEに明示的に示されるか、またはUEによって検出される。
S1解放手順は、UEとMMEの両方の状態をECM-CONNECTEDからECM-IDLEに変更する。
注記1：UEはS1リリースのための指示を受信しないかもしれない。無線リンクエラーまたはカバレッジ外のために発生します。この場合、UE内のECM状態とMME内のECM状態との間に時間的な不一致が存在する可能性がある。
シグナリング手順の後、MMEは、UEへのシグナリング接続を解放することを決定することができ、その後、UEおよびMMEの両方の状態は、ECM-IDLEに変更される。
注2：UEがECM-IDLEに移行するいくつかの異常なケースがある。
UEがECM CONNECTED状態に変化し、ハンドオーバ中に無線ベアラが確立できない場合、またはUEがベアラをECM-CONNECTED状態に維持できない場合、対応するEPSベアラは非アクティブ化される。
状態の移行と機能
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